こんにちは、りょうです
今回はStable diffusion UIの使い方を簡単に解説します
いつものようにGoogleColabで動かしていきます
各種機能
まずは各種機能の紹介です
- txt2img・・・文字から画像を生成する機能です
- img2img・・・画像から画像を生成する機能です
- Extra・・・アップスケーリングをする機能です
- PNG info・・・画像のメタデータを見れる機能です
- Settings・・・設定です、英語なのでよくわかりません
画像を生成する機能は2つですね
どちらが良いというわけでは無く目的によって使い分ける感じですね
例えばホント落書きみたいな絵をimg2imgで良い感じにすることも出来ます
絵を描く人の中には下書きをimg2imgにブチ込んで何か色々しているらしいです
その他の機能はまあ便利なんですが僕は使って無いですね
アップスケーリングは別のソフトでやっているし
PNG infoはそもそもデータはブログでメモってるので必要無いですね
もし人が作った画像のデータが気になる時とかに使うと良いかもしれませんね
txt2img
実際に画像を作ってみます
今回は各値もイジってみます
このあたりが簡単にイジれるのは良いですね
今回イジるのはこれ↓
- Sampling Steps・・・数字が高い方が画像の精度が良くなります、ただ動作が重くなるしそもそも数字が高くても良いもが出来るとは限らない困ったちゃん、最大でも110くらいらしい
- Restore faces・・・顔の補正をしてくれます、左右対処になるようにしてくれるらしい
- Batch count・・・画像の出力枚数、正確には違うけど僕はこう認識しています
- CFG Scale・・・数字が多き方がプロンプトに忠実だけど崩れやすくなるらしい、7~11くらいが良いらしい
- seed・・・この値を合わせると同じような画像になりやすいらしい、-1はランダム
呪文は今までで1番可愛い画像が出来たもの使ってみます
"kawaii elf girl blonde Hair
white dress,beautiful face,fantasy,anime,rim light,high resolution,4k,8k"
Steps110,count3,Scale9,seed10
まあ構図は似ていると思いますが
特に再現性は高く無いですね
試しにseedを9に変えてみました
1枚だけ変わりました
ホントにしっかり動いているのかちょっと怪しいです
もう1度seedを変えてみます
何か1枚ずつ変わってるみたいです
恐らくちゃんと動いていると思います
img2img
次はimg2imgで画像を作ってみます
値はtxt2imgと同じですね
さっき出来た画像を早速使って画像を作りたいと思います
使う画像はこれ
顔だけちょっと出来が悪いですね
何かお面みたいになってます
ちょっと時間がかかるのでcountを2にしました
1枚目はかなり近い画像になりました
2枚目はまあ顔の感じは近いけど多分ガタイめっちゃ良い
ちょっとLoopbackなる機能も試してみます
スクリプトのドロップダウンリストにあります
詳しい事はわかりませんが
GitHubの説明では
「img2img のチェックボックスで、出力された画像を次のバッチの入力画像として自動的に送り出すことができます。出力画像を保存し、入力画像をそれに置き換えるのと同じことです。バッチ回数の設定は、この処理を何回繰り返すかを制御します。
通常、これを行う場合、次の反復のための多くの画像の1つを自分で選択することになるので、この機能の有用性は疑問かもしれませんが、私はこの機能を使って、他の方法では得られない非常に素晴らしい出力を得ることができました。」
って事らしいです
1枚目は変わって無いみたいですね
うーんどうなんだろう?
まだちょっと有効な使い方がわかりません
アウトペインティング
アウトペインティングは多くの人が1番期待しいる機能だと思います
簡単に言うと元の画像に加筆してくれる感じの機能ですね
基本的に呪文や値は元画像と同じ方が良いらしいです
使いかたはスクリプトのドロップダウンリストから「Outpainting mk2」を選択して下さい
元画像はこちらです
こちらはfullで出力したものです
頭と胸の下が追加されました
境がちょっと目立つかなって感じですけど
途切れている所をしっかりと追加してくれていますね
これはoriginalです
わけわかりませんね
何か合体しているみたいです
次はlatent noiseです
何かやけにデカくなりましたね
これは悪く無いと思います
最後はlatent nothingです
1番自然な感じになりましたね
ファンタジーで稀に見かける謎ヒモが追加されました
左側に何か人が追加されている気がしますが
まあ許容範囲内でしょう
あとがき
Stable diffusion UIはシード値やスケール
今回は変えてませんが画像の大きさ等を簡単に変えられるので非常に便利です
画像生成するだけならGoogleColabで簡単に出来ますが
値を変えたりはちょっと知識がないと出来ませんからね
セッションが切れるのがちょっと面倒なので出来ればローカルで動かしたいですけどね
こんかいはここまでです
以上