AI 画像生成

【Stable Diffusion】web UI内で画像編集が出来る拡張機能「Haku Img」

web UI内で画像編集が出来るようになる拡張機能「Haku Img」を紹介します

結構多機能で画像のブレンド、色調補正、ブラー、トーンカーブ等基本的な機能はしっかりと完備しているし
画像をスケッチ風に変更したりピクセルアート風に変更する機能もあります

使いこなすのはちょっと難しいかも?

ただわざわざweb UI内でやる必要があるのかと言われると微妙な気がしますね
動作の安定性を考えたら画像編集ソフトでやったほうが楽だと思います

あとは編集した画像を出力するボタンが見当たりませんでした
名前を付けて保存で良いんですけど、ちょっと面倒です

導入方法

web UI内のExtensionsから「a1111-sd-webui-haku-img」をインストールすればOKです

https://github.com/KohakuBlueleaf/a1111-sd-webui-haku-img

↑のリンクから製作者のgithubページにとべます
わかりやすいかは置いておいて動画付きで使い方の説明があります

導入が成功していればメニューバーのようなところに「Haku Img」が追加されます

使い方

編集画面はこんな感じ

EffectやOtherで編集した画像を最終的にBlendで混ぜるといった感じでしょうか?
別にBlendだけでも良いんでしょうけど

Blend


5つのレイヤーに画像を割り当てて透明度などを調整し、画像のBlendをすることが出来ます

レイヤー5が1番上
→追記:レイヤー数は設定から変更出来ます

t2iやi2iで作った画像か直接ドラック&ドロップで画像を割り当てる事ができます

画像はt2iの画面です「Send to Blend」でBlendの各レイヤーに割り当て出来ます

「Send to Effect」でEffectに割り当て

レイヤー4に別の画像を割り当てて透明度を変更するとこんな感じになります

まあ普通に画像編集ソフトで出来ることと同じですね

Blend modeで効果を変えることも出来ます
全体にかかっているようでは無いので効果範囲があるみたいですね

Effect

Color

変更出来る項目は
temperature(湿度)、brightness(輝度)、saturation(飽和)、hue(色相)、contrast、gamma
の6つです

多分基本的な項目は揃っていると思います
湿度と飽和は初めて聞きましたけど、まあ画像編集では当たり前なんでしょう

Tone Curve

こっちも色合いを変更するタイプの機能ですね

どの項目でも何気にリアルタイムで反映されるんですけど
僕のPCだとスペック的に難しかったです

ちょっとスペックが必要になるかも?

こういったタイプはどこをイジれば良いのか毎回わからなくなります

極端にイジった場合はこうなります

Blur

これは普通にブラー、ぼやけですね

Sketch

スケッチ風に加工してくれる

この機能は結構使い道があるかもしれません

grayとrgbに変更出来ます

Pixelize

ピクセルアート風に加工してくれる機能です

t2iでもピクセルアート風の画像を作る事は出来ますけど
正直微妙な出来になることも多かったので気に入った画像を後加工出来るのは良いですね

パラメータのイジり方にもよると思いますけど、kmeansとkmeans with ditheringが
よりゲームっぽい出来になりやすいようでした

dithering
kmeans with dithering

glow

グロー効果を追加してくれる機能ですね

BSはわかりやすいんですけど、BMBLはちょっとわかり難いです

比較してみると結構違うみたいですね

Other

画像を引き伸ばすことが出来るみたいですけど
使い道は良くわからないです

ちなみにいまさらですけど、左右のimage preview heightで画像を拡大縮小できます

普通に画像編集ソフトを使った方が良い?

確かに凄い機能だと思うんですけど、スペックのせいか効果が反映されるのが遅いし
あまりイジってるとエラーになったりします

やはり餅は餅屋で専用の画像編集ソフトに任せた方が良いかなーってところですね

スケッチ風とピクセルアート風に出来るソフトがあるのかわかりませんけど
多分画像編集でフォトショが出来ない事の方が少ないと思うので

フォトショは悪魔のシステム(サブスク)なのがネックですけどね
流石に仕事でも無いのに月額課金はね?

一応フリーでgimpもありますからもし画像編集したいならこっちをオススメします

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