今回はクリーンなmodel「Emi」の紹介です
何がクリーンなのかって言うと
追加学習で無断転載画像を使用しておらず
学習した画像もパブリックドメインであったり
著作権者から許可を得ている画像のみを使用しているmodelだからってところですね
作者のHuggingFaceのページにも法律上問題無いであろうといった文章が記載されています
ただこれは日本国内に限った話なので海外ではまた話が変わってくるかもしれませんので
注意してください
出力画像のクオリティに関しては多少気になるところがあるかな程度ですね
安心感を考えれば十分メインで使っても良いmodelだと思います
model自体は普通に.safetensorsなのでSDXLに対応していればどのwebUIでも問題ハズです
今回は試しに今人気があるらしい「Fooocus」を使ってみたので合わせて紹介します
Fooocus
「Fooocus」はどうやらあのcontrolnetを作成した方が作ったwebUIらしいです
導入も簡単だしシンプルで使いやすいUIになっています
拡張機能にはまだ対応していないようですがアップデートの頻度も高いので
いずれ対応するでしょう
Loraには対応しています
導入方法
導入はかなり簡単な部類でした
リンク先からファイルをダウンロードして解凍するだけです
ページの真ん中辺りにダウンロードリンクがあるのでそこをクリックしてください
ファイルは7zなので別でアプリを用意する必要があるかもしれません
解凍したファイルは任意のフォルダに入れればOKですが
トラブルを考えるとCドライブが良いかと思います
使い方
解凍したフォルダ無いに「run.bat」があるのでそれをダブルクリックすれば
後は勝手に展開してくれます
初回時はSDXLモデル等のダウンロードがあるのでちょっと時間がかかります

起動画面はもっとシンプルでプロンプトを入力するところくらいしか表示されていませんが
「Advanced」をチェックすれば画像のようになります
Styleから好みの画風を選ぶことが出来るのが特徴ですね
かなりの数があるのでまだほとんどチェックは出来ていませんが
アニメ風のイラストを作りたい時はAnimeかDigitalArtを選べばそれっぽい画像が出来ました
画像生成は普通にプロンプトを入力してGenerateをクリックすればOKです
RuntimeError: mat1 and mat2 must have the same dtype
現在Fooocusでは
「RuntimeError: mat1 and mat2 must have the same dtype.」が
発生する確率が高そうです
僕も発生しました
Issuesを見てもやっぱり同様のエラーで困っている人が多い印象です
記事作成段階では完全な対策はまだありませんが「SDXL Refiner」をnoneにすれば
とりあえず画像の生成は出来ます
詳しくは不明ですけどおそらく10月中頃くらいから制作者が対応してくれるだろう
という感じみたいです
他の解決方法は現時点ではわかりません
メモリを増やして解決したなんて投稿もIssues内にはありましたが正直怪しいと思っています
「Emi」
次は「Emi」の紹介です
上にも書いてある通りクリーンなmodelで商用利用も可能になっています
導入方法
導入方法といってもただmodelファイルをダウンロードするだけです

リンク先からダウンロード出来ます
持っていない人がいるかわかりませんが
Huggingfaceのアカウトが無いとダウンロード出来ないので注意してください
画像生成
いくつか画像を生成してみましたが
nsfw的な画像には対応していないようでした
最大で水着程度といった感じです
もしかしたら設定があるのかもしれません



普通の人間は問題無く生成出来ますがケモノ系はちょっと難しいみたいですね
プロンプトの問題もあるんでしょうけどケモノを作ろうとした画像の方がクオリティは低い傾向が
ありました
もう少し色々と試してみる必要がありそうです
今回はここまでです
ありがとうございました
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